2014年6月2日月曜日

Velbon FHD-51QN

新しいムービー雲台
先日の福島撮影には小型の三脚を携行したのだが、いざ準備という段階になって、雲台が異様に使い難いことに気づいた。それもそのはず、その雲台はスチール用のもので、スチールカメラというのは横長のボディだから縦長のムービーカメラとは形状が違う。そのためスチールカメラ向けに設計した雲台のハンドルがムービーカメラのボディに干渉し、まともなハンドル操作ができなかったのである。われながらなぜこんな雲台を買っちゃったのかと思ったが、記憶をひも解くと、それなりにダサい理由があった。というのも以前は一眼カメラも使っていて、近い将来、一眼で素晴らしいムービーが撮れるようになる!時代は変わる!と言われた時期があって――まぁ実際そうなったし――じゃあ雲台もスチール用でいいやと思って買ったのだった。状況判断は間違っていなかった。ただ、その後、高価なCarl Zeissのレンズをカビさせるという事件が起きてしまった!そのショックで、無精な俺にはデリケートなレンズ交換式カメラは無理だ!と断念したのである。そんな経緯があって、この小さくて軽いカーボン製三脚に相応しいムービー雲台を買い直すことにした…心変わりの対価は1万1,700円なり…
操作性か携帯性か
にしても、写真を見てもわかると思うけど、この三脚、ほんとにコンパクトなのでありがたい。むろん、高い位置から撮ろうとすると安定性に欠け、屋外なら風が吹くのも怖いくらいだし、パンやティルトの繊細な動きは望むべくもない。素早く水平を決められるレベラーもない。それでも、写真左のSachtler製三脚が4.5kgなのに対して(これでも業務用としては軽量な部類に入る)、右のVelbon製雲台FHD-51QNを載せた三脚は1.6kg!ほぼ1/3のボリュームに軽量化できる。カメラと三脚をもって山道を歩きたい、というようなとき、選択の余地はないだろう。まぁ荷物運びのサポーターがいれば話は別だけどね。