2014年7月25日金曜日

アナと雪の女王

Blu-rayが出たので、やっと見た。そして、ここまで大人気だと文句の一つや二つ言ってやろうと思いながら見始めるわけだが、もうぜんぜん最高じゃん!「真実の愛だけが凍った心臓を溶かすことができる」いやいやいやいや、いいよね!それでも、あえて言葉を付け加えるなら「アナと雪の女王」が素晴らしいのと同じくらい昔のアメリカ映画は素晴らしかったということかな。この映画の細部にまで1940年代に隆盛を誇ったハリウッドミュージカルの記憶が刻まれているというのは、日本の若い観客にはちょっと知っておいて欲しい気がする。だから、人間の感情を残酷なまでに純化する歌声や、劇中のダイアローグが徐々に歌曲に変貌して行くその流れの見事さにゾクゾクさせられるし、ミュージカルという映画形式の洗練を重視するので、物語が重くなりすぎないのも良い。俺など100分ちょいの軽快な作品というだけで嬉しくなってしまう(昔の映画はこれくらいの上映時間のものが多かった)。しかも、その物語にしたって「真実の愛」をテーマにしながら男連中は最後の最後まで脇に押しやられ「姉妹の愛」がメインにドーンと来るっていうのがもうたまらない!この非対称なヒネリこそが2010年代ならではの何かを物語っているのかもしれないし…