2017年3月24日金曜日

森友問題を超えて

籠池泰典氏が国会の証人喚問に呼ばれたことで、森友学園問題も全国レベルの注目を集めるようになった。ただ、世の中の関心はあくまで籠池vs安倍のケンカであって、それが右派イデオロギーの教育や児童虐待、土地買収に関わる政治倫理の問題であることを忘れちゃイカンだろという警告はまぁその通りだと思うが、それでも俺には、昨日の証人喚問は事件だった。ベタな言い方をすると、安倍政治の腐敗なんて森友問題以前にも十分想像できたことで、それを安倍陣営が力ずくで封印していることにも驚きはない。だが、どんなかたちで崩壊するかまでは予想できないので、その序章が森友問題のようなスキャンダルであったことに驚いた。事件の一連の過程で俺が重視したいのは、右翼陣営の仲間割れである。ふりかえれば、いわゆる左翼が失墜したのは昭和の学生運動の内ゲバだったような気がするし、だから、これでようやくニュートラルな地平で政治を語ることができるのかもしれない。SEALDsなんかもバックに共産党がいるとデマを流され、昔の左翼の一部にすぎないという言説に絡め取られたわけで、その新しさが十分伝わったとは思えない。いわば、古い左翼の亡霊にジャマされたようなものだが、彼らも解散して「未来のための公共」に衣替えした(この名称、悪くないよね)。安倍陣営のヘドが出るような腐敗が森友問題だけのはずはないし、さっさと退陣してもらって、新たな政治空間をつくるのだ。次へ行こうぜ!