2017年4月28日金曜日

民主主義について

「教育は政治的中立でなければならない」と言われることがあるが、教育基本法を読むと、民主的な社会教育をせよ、つまり、民主主義でやれと言ってるのであって、これは絶対に「政治的中立」ではない。軍国主義だって共産主義だってあるんだから。民主主義を一種の中立主義と勘違いしてる人もいるのかもしれない。みんな中立だなんて言いだしたら社会が動かないし、政治的中立というのはむしろ反民主主義である。だから、意見Aと意見Bに分かれた場合、俺、中立っていうのはナシで、その場合は意見Cをもたなくてはいけない、ということか。良くも悪くも、民主主義は社会参加を強制する。だとするならば、ラジカルな民主主義社会においては、芸術表現だって政治的中立だなんてものは褒められたものではないということは十分ありえる。教育にせよ芸術にせよ「政治的表現を排除せよ」みたいな法や規則は、少なくとも民主主義的ではない、と思うのだ。