2017年9月22日金曜日

愚者の断末魔

ルノワール《ルーベンス作「神々の会議」の模写》
いざ首相の責任が問われると、みずから明言した「丁寧な説明」など一度たりとも口にすることなく答弁から逃げ続け、憲法の要件を満たした臨時国会の召集要請にも応じず、それでも永遠に国会を開かないわけにもいかないので、今度は「(国会を)解散する」と言いだした。国会から逃げている間にやったのは、無意味なミサイル警報を鳴らして北朝鮮の脅威を煽ったことくらい。そういえば最近は、北朝鮮に対しても「対話より圧力」なんて言っている。嘘や詭弁が通じなくなると対話そのものを拒否し、おのれの握った権力で諸批判を押し潰そうとする。それが愚かな最高権力者の断末魔であることは明らかだ。けっして気持ちの良い風景ではないが、その現実をわれわれは目に焼き付けるべきだと思う。